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セックスの最中にコンドームが破れた、安全日を勘違いして中出ししてしまった…こんな経験がある方、意外と多いのではないでしょうか?

また、相手が避妊してくれない、レイプされたなど、最悪の事態を迎えてしまった場合でも、アフターピルの服用による緊急避妊法で妊娠を避けることができます。

今回は、アフターピルを使った、緊急避妊法について紹介します(*´ω`*)

アフターピルを使った緊急避妊法は2つ

2011年に新しく承認された、レボノルゲストレルという緊急避妊専用の薬を使う方法と、1970年代に開発された、中用量ピルを多く服用する方法(ヤッペ法)のふたつがあります。

LNG法(レボノルゲストレル)

レボノルゲストレルを使用する緊急避妊は、セックスの後72時間以内にレボノルゲストレル(1.5mg分)を服用します。

LNG法で緊急避妊を行う場合、病院で処方されるピルはノルレボ錠(あすか製薬)が一般的です。

なお、72時間を過ぎてしまった場合でも、120時間以内であれば避妊に有効な可能性があるとされています。

ヤッペ法

避妊に失敗した後、決まった時間に2回、中用量ピルを飲む緊急避妊法です。

ヤッペ法で緊急避妊を行う場合、病院で処方されるピルは、中用量ピルのプラノバール配合錠(あすか製薬)、ドオルトン錠(バイエル薬品/2007年に販売中止)が一般的です。

エチニルエストラジオール(0.1mg分)と、ノルゲストレル(1mg分)を、セックスの後72時間以内に服用します。さらに12時間後、再度同じ量を服用します。

緊急避妊薬ノルレボは、費用も割高

生理がはじまれば避妊成功

LNG法、ヤッペ法、いずれの場合も出血(生理)がはじまれば避妊成功です。出血までの日数は、排卵前なら5日前後、排卵後なら21日以内が目安です。妊娠判定薬を使っても、反応をみることができます。

避妊効果が高いノルレボ

気になる避妊の成功率は、新しく承認されたノルレボの方が、中用量ピルを多く飲むヤッペ法よりも妊娠を防ぐ効果が高いとされています。

LNG法(976例)とヤッペ法(979例)による妊娠率を比べた試験で、LNG法が1.1%、ヤッペ法が3.2%という数値が残っています。薬を2回に分けて服用するヤッペ法に比べ、1回の服用で済むLNG法は、飲み間違いや飲み忘れがなく、正しく緊急避妊ができると言えそうです。

ただし、避妊の成功率は、試験のなかでも服用のタイミングや条件が異なるため、一概には評価できません。上記の確率を念頭に置いたうえで、病院で相談すると良いでしょう。

副作用が少ないノルレボ

ノルレボ錠を使うLNG法の方が、副作用が圧倒的に少ないという結果が残っています。

アフターピルを飲んだ後、副作用が「特になかった」と答えたのは、ヤッペ法で40.1%、LNG法で93.3%でした。副作用のなかでも、特に吐き気や嘔吐、気持ちが悪くなるといった症状が少ないのがLNG法の特徴です。

やはり中用量ピルを使うヤッペ法では、摂取するホルモン量が多いため、吐き気や嘔吐といった副作用が起こる確率があがります。

ノルレボは処方費用が高い

効果が十分あり、副作用も少ないノルレボ錠ですが、マイナス点は処方してもらう値段がとても高いということです。

薬代だけでも1回1万円。問診や検査費用を含めると、最低でも1万5,000円。なかには2万円~3万円という病院もあります。これは欧米と比較しても、5倍~10倍も高い値段設定です。

低価格が人気のジェネリック薬

ノルレボと同じ成分、同等の効果が期待できるアフターピルとして、アイピル(i-pill)が人気です。

アイピル(i-pill)は、ノルレボと同量のレボノルゲストレルを含んでいるアフターピルです。ノルレボと同じ効果が期待できるうえ、低価格で購入できます。個人輸入できるアフターピルとして、人気を集めています。

アフターピルの解説はいかがでしたか?

最近は病院でも、体への負担が少ないLNG法が歓迎されているということですが、値段を聞いてノルレボの服用を諦めてしまうケースもあるのではないでしょうか。

処方の値段を少しでも下げ、緊急避妊の認知と普及を進めて欲しいと願っています( ` ・ ω ・´ )o