公開日
2013/07/04
更新日
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ピルは避妊や生理など女性特有の悩みを解決して、ココロとカラダをハッピーにしてくれる優秀な薬です。

今回は避妊や生理、女性特有の病気に有効な、ピルのさまざまなメリットを紹介します(*´ω`*)

安心できるしっかりした避妊効果

避妊の成功率は99.9%

ピルを飲む一番のメリットは、高い避妊効果が期待できることです。

コンドームは最も手軽な避妊法として定着していますが、セックスの最中に破れてしまったり抜けてしまうことも。ピルなら毎日決まった時間に正しく服用すれば、99.9%の高い避妊効果が得られます。

経口避妊薬(oral contraceptives:OC)
避妊効果は非常に高く、失敗率は0.1%ときわめて低率である。

女性主導で避妊できる

男性の避妊に対する姿勢と関係なく、女性の意志で避妊ができます。

普段から低用量ピルを服用していれば、コンドームで避妊に失敗した場合でも心配いりません。妊娠の不安を感じずにセックスができるので、男性とより良い関係を保つことができます。

避妊方法をピルに決めたキッカケ

コンドームを付けていたのに妊娠してしまった友達がいたから(りむさん・20歳)

彼にお願いされて一度だけ生でしました。次の生理まで妊娠してないか不安で仕方なかったです(ナツさん)

妊娠の不安を感じずに、安心して行為に集中したいと思いました(ゆきさん・29歳)

憂鬱な生理がラクに!月経のメリット

規則正しい生理周期

まず、ピルを飲むことで生理周期が整います。

一般的な生理周期は25~38日間くらいとされていますが、実際にはいざ来てみないと分からないものです。しかし、ピルを飲むと生理は規則正しい28日周期になります。

生理がいつ頃くるのか正確に予測することができるため、仕事や旅行などのスケジュールも組みやすくなります。

生理痛の軽減・月経量の減少

低用量ピルを服用することで子宮内膜が薄くなるため、重い生理痛が軽くなる、生理の出血量が少なくなるなど、生理に関わる悩みや負担が減ります。

10代の女性には、月経痛対策のためにピルを飲みはじめた、という方も少なくありません。月経痛は子宮の過度な収縮によって引き起こされますが、ピルを飲んでいると子宮内膜が厚くならないため、過度な収縮は防がれます。

稀に痩せている女性が一部のピル(段階型ピル)を服用すると、逆に月経痛が強まることがあります。これはピルの種類や服用周期をコントロールすることで改善します。

貧血の予防

生理の出血量が少なくなることで、貧血の予防に繋がります。

食事やサプリメントで多めに取っていた鉄分を補給する必要がなくなります。月経過多が改善されるので、血液中の鉄分が喪失されることがなくなるからです。

排卵痛がなくなる

排卵痛とは、生理周期の中間ごろに、左右の太腿の付け根の部分が軽く痛んだり、痛みが強くなったりする症状です。

生理周期の中間の排卵までに特定の卵胞が成長することで、卵巣が引き伸ばされて痛みが生じるとされています。排卵痛によって卵巣が内出血することもあります。

ピルが排卵自体を抑制するので、排卵痛も起こらなくなります。

月経前症候群(PMS)の改善

毎月一度、月経が始まるまで数日間に必ずめぐってくる不安やイライラからも解放されます。

抑うつやイライラ以外にも、体重の増加、乳房痛、腰痛、頭痛などの月経前症候群(月経前緊張症)は、個人差が大きい症状です。生理(周期)ごとに症状が重くなったり軽くなったりすることもあります。

ピルはエストロゲンとプロゲストーゲンの量が一定のため、これらの月経前症候群のほとんどが解消されます。生活だけでなく精神的にもラクになります。

ピルによる生理の悩み改善

生理がくる時間がだいたいわかるのが素晴らしいです!外出中にいきなり生理がきて、あわてて下着とナプキンを買うというゴタゴタがなくなりました(えみちゅさん)

生理がくると出血のたびにトイレに駆け込んでましたが、ピルを飲んでからは取り替える回数が減りました。昼用薄型ナプキンで済んでます(友ちゃんさん)

旅行の予定が立てやすくなった(misaさん)

仕事のストレスに合わせて重くなっていた生理痛がなくなりました。出血量も少ないので、イスから急に立っても、おしりを気にすることがなくなりました(ちあきさん)

女性特有のがん予防のメリット

卵巣がんと子宮体がんのリスクが60%低下する

子宮体がん(子宮内膜がん)が発生する前段階として知られているのが子宮内膜増殖症です。ピルを飲んでいると子宮内膜を薄く保ってくれるので、子宮体がんのリスクを減らすことに繋がります。

卵巣がんは婦人科のがんのなかでも最も割合の多い症状です。2008年に発表された論文では、ピルを継続して服用することで、卵巣がんのリスクを下げる効果があることが分かりました。

ピルによる卵巣がんの発症抑制効果は、長期間継続するほど顕著となり、5年継続することで約3割、10年継続で約4割、15年継続では約5割まで、卵巣がんになる可能性を抑える効果があることが示された(図1参照)。

さまざまな婦人病予防のメリット

避妊や生理、月経以外の効果にはなかなかなかなか着目されないものの、ピルには女性の体を守ってくれる様々なメリットがあります。

  • 子宮内膜症の改善
  • 子宮筋腫の改善
  • 良性卵巣のう腫
  • 良性乳房疾患
  • 卵管炎の予防
  • 子宮外妊娠の予防
  • 骨粗しょう症の予防
  • 骨量の増加

「いまはまだ妊娠を望んでいないけど将来的には…」という女性にとって、ピルを飲むことで将来の妊孕性(妊娠のしやすさ)を維持できるという、うれしいメリットがあります。

ピルによる排卵の抑制が、将来の妊娠しやすさに繋がる?

鍵となるのはピルの作用である「排卵の抑制」です。毎月やってくる排卵を抑えることで、卵巣の使用頻度を下げる、卵巣の消耗を遅らせることにつながります。その他にも、子宮内膜症や子宮筋腫の改善は、将来的な不妊症の予防につながると考えられます。

ますます晩婚化がすすむ現代において、ピルを長期使用することは、将来の子作りのために卵巣を良好な状態に保っておく効果も期待できるのです。

ピルのメリットはいかがでしたか?

ピルは女性のココロとカラダをハッピーにしてくれます。避妊効果はもちろんのこと、生理不順や生理痛の改善など、女性の特有のお悩みを解決してくれるからです。

ぜひあなたのライフシーンに合わせてピルを活用してください。健康でハッピーな毎日を過ごしましょう╰(*´︶`*)╯

参考文献・参考サイト

避妊はもちろん生理痛にも!知らないと損するピルのメリットは、以下のサイトや資料を参考に作成しました。